2023 Result report2023 結果報告
審査方法
多数のご応募の中から
- 1.持続可能な発展性
- 2.地域への貢献度
- 3.独自性
以上、3つの側面から評点を数値化し、4社を選定。
3/16(土)に開催された
「SDGsアワードにしみの最終選考会」にて、
- SDGsアワードにしみの大賞
- SDGsアワードにしみの優秀賞
- SDGsアワードにしみの奨励賞
各賞が決定しました。
審査結果
SDGsアワードにしみの大賞
株式会社リリフル
もったいないから学ぶ『きっずフリマ』
子どもたちが不要になったモノを商品にして子どもだけの空間でフリマーケットを開催。SDGsを通してアントレプレナーシップを学ぶことを目的とし、自分でお店の屋号や商品の値段を考え、レイアウトやPOPなども作って本物のお金を使用して販売しました。
営業終了後、各ブースごと審査員による評価で判定。優秀な子ども店長上位3位には賞状を贈呈、その他には参加賞を進呈しました。
今回ご協力して頂いた「アル・プラザ鶴見」さまには会場提供と子ども店長の審査員を、「大垣ケーブルテレビ株式会社」には、当日の店長さんのPRタイムの撮影とデイリーアップでの放映をして頂きました。
SDGsアワードにしみの優秀賞
株式会社Coneru
小さなロットで大きな価値、GO TORCHクッキー缶で地域に火を灯す
3Dプリンタで製造した岐阜県の形のクッキー型で作った、地域の人たちに町の名所を募集し、その形をイメージした焼き菓子を詰め合わせたクッキー缶を製造する。デジタルファブリケーションを使用することにより、低コストかつスピーディーに試作することが可能になった。さらに、大量生産をすることなく小ロットで細やかな製造体制をとることにより、フードロス削減にも寄与している。また、クッキーを地元の小さな菓子屋やシェアキッチンなどで活動するパティシエが製造することで、地産地消のサイクルが循環し、さらに地域の土産物としての価値が向上することになる。まずは、クラウドファンディングで岐阜のクッキー缶をモデルケースとし、現在、青森、愛知、兵庫、神奈川と4つの地域を展開している。
SDGsアワードにしみの奨励賞
中日本カプセル株式会社
「ゼライクルⓇ」=ゼラチン×リサイクルの事業化プロジェクト
ソフトカプセルの製造時に発生する副産物(カプセル皮膜を型抜きした後のゼラチン)に含まれる窒素分に着目して肥料に活用。肥料メーカー様からのご要望を受け、ゼラチンネット(ナチュラル)、液体肥料タイプ(リキッド)及び粉末肥料タイプ(チップ)の仕様で出荷。
肥料の効果を検証するために、稲作(コシヒカリ)の実証実験を令和5年度に岐阜県立大垣養老高等学校にて行って頂き、既存の化成肥料と比較して不良が少なく収率が高いお米を収穫することができた。
SDGsアワードにしみの奨励賞
にこにこ塾
どの子にも寄り添った、質の高い教育を受けることができる場と内容を提供することができるようにするために
子供たち一人一人、得意なこと、苦手なことが違う。しかし、一人ずつに合った内容や速度で学習を進めることは、学校では難しいのが現状である。そこで、子供たちが子供たちらしく生活することができるようにするために、一人ずつの思いを把握し、一人一人に合ったカリキュラムや学習内容で学習を進めたり、現在の学年の内容だけでなく、さかのぼって学習をして、苦手を減らすようにしたり、先取り学習をして、不安感をなくしたりするようにしている。また、英語を使って外国の人と話す活動を行ったり、アロマスプレーなどのクラフト体験を行ったり、夏休みの宿題のポスターなどを専門の先生に教えてもらったりするなど、いろいろな体験活動を仕組むことで、自分の好きなことをさらに伸ばしたり、挑戦したりすることができる。また、学習の楽しさを感じてもらえるようにしている。
(株)西濃ガードには、所有している場所や駐車場などを自由に使わせていただき、自由に学べる環境を提供していただいている。
表彰式の様子
※上段左から にこにこ塾、株式会社リリフル、株式会社Coneru、中日本カプセル株式会社
下段左から ガキビズ 正田嗣文氏、サンメッセ 田中信康、長谷川ミラ氏
審査員よりコメント
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ガキビス 正田嗣文センター長
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長谷川ミラさん今回の賞をきっかけに、より活動を広げていき、第3回に繋がっていくとよいですね。
大垣にはすばらしい財産があるのだと感じました。 -
サンメッセ総合研究所 代表 田中信康このアワードの主旨にご賛同いただき、ご応募いただいたたくさんの企業の皆様のご協力にお礼申し上げます。
西美濃全域での盛り上がりの中で、1社ではできないことも多くの人たちを巻き込むことで、より大きな取り組みにつなげていきたく考えています。
これからもこの西美濃でより素晴らしいことを実現できるまちづくりへの貢献として、微力ながらではございますが当社の協力は惜しみません。
来年もより多くの企業はじめ皆さまからのご賛同をいただけるよう邁進してまいります。
こういった情報発信の場から、新たな活動が増えていくことに期待しています。