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Interview
SDGsの先駆者に訊く

Re:toucher 52
主力工場を木造建築に
したことで、
SDGsなどが好循環。

株式会社工和製作所(岐阜県不破郡)

代表取締役社長 宮崎 治己さん[写真左から2番目]
取締役     宮崎 佳子さん[写真中央]
HAGIホーム・プロデュース株式会社
取締役社長/総合プロデューサー 板谷 勇さん[写真右から2番目]
株式会社シガウッド 常務取締役 中村 修三さん[写真右端]
インタビュアー Re:touchエグゼクティブプロデューサー 田中 信康
SDGsターゲット
  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 12 つくる責任 つかう責任
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう
※このターゲットはRe:touch編集部の視点によるものです
1976年(昭和51年)の創業で、窓枠や手すりなどのアルミ製品をワンストップで製造している工和製作所。これまでの3つの製造拠点を1つに集約する主力工場を、国内最大級の2階建て木造建築にすることで、SDGsやカーボンニュートラル、働きやすい職場づくりなどが好循環することとなった。
木造建築は調湿効果が高く、記録的な猛暑だった今夏ですら、エアコンで快適に仕事ができた。金型工場特有の臭いもなくなった。また、3つの製造拠点を行き来することがなくなり、輸送や積み降ろしのための車両も台数を削減。樹木は二酸化炭素を固定化してくれるので、二酸化炭素を減らすことにも貢献できた。
今回は、従業員のみなさんに長く働いてもらうために、さまざまな社会課題に向き合ってきたという工和製作所の宮崎治己社長と宮崎佳子取締役、また、木造建築の設計・管理をされたHAGIホーム・プロデュースの板谷勇社長、施工会社であるシガウッドの中村修三常務にお話を聞いた。