Movie
日課である祖父との
毎朝30分の神社とお墓へのお参りの道中で、
創業者の想いを刷り込まれた。
田中:ファッション産業がいろいろと問われているなかで、日本の繊維産業は斜陽じゃないとご発言をされているんですが、社長にご就任されてすぐにコロナ禍になってしまったんですね。
長谷:私が就任したのが2019年12月、まだあのころは中国の武漢で新型肺炎が見つかったぐらいで、ここまで厳しい状況になるとは思ってもいませんでした。ただ、自分たちが変わっていくための追い風をいただいていると感じています。直近の業績はとても厳しいのですが、これから5年、10年、更には30年、50年を考えた時に、今、変わっていかないと、私たちの会社もこの先5年後も無いのではとすごい危機感を持っています。ファッションとサステナブル、環境破壊というのは、これから重要な課題になります。今は、いろんな機能素材とかをお客さまに認めてもらっているんですが、だからこそ同時に、SDGsの活動もそうです。これからは環境配慮型に置き換えていくんだっていう強い意識を持って、いろんな会社と取り組みをさせてもらっています。
田中:5代目になられるんですが、先々代の社長、おじいさまに影響を受けられたそうですね。
長谷:祖父の日課が、毎朝6時になると、近くの神社とお墓にお参りに行くことでした。おそらく、幼稚園に入る前ぐらいから、祖父に手を引かれて、その道すがら、30分の間ですが、祖父がいろんな話をしてくれました。人の幸せのために経営をするんだということを鮮明に覚えていて、人の幸せに役立つようなことをしていきたいって思うようになっていったんです。
田中:そんなに小さいころから。
長谷:祖父が、いい意味で、洗脳してくれたんですね。
田中:それが、大人になってじわじわと。
長谷:大学を卒業するタイミングで進路を真剣に考える時に、このままこの会社に入って跡を継ぐということが、本当に自分のやりたいことかというのを自問自答しました。その時に決意したのが、跡を継ぐためにこの会社に入るのはやめようと思ったんですね。社長になるっていうのはあくまでも結果であって、それを目的にしちゃうと大きな間違いを起こすなって思ったんです。創業者には、地域の人たちを豊かするとか、地域との共存共栄とか、そういう想いがあって、祖父や父もそうでしたが、代々、この会社、事業を通して、人を幸せにすることを第一にしてきて、その想いを受け継ぐことを、私の目的にしようと決意したんです。
コロナ禍の逆風を追い風に、
会社が変わっていかないと。
田中:創業130年を超えられた会社なんですが、次の100年をめざして何かやらなきゃいけないっていうところで、いろんなことを見直すきっかけとしてコロナ禍があったということですね。
長谷:何かこれは偶然ではなくて、本当に必然、それをチャンスと捉えるかどうかって、自分次第だなって感じています。最近、声を大にして言っているのが、いろんな産業があるなかで、これから一番、成長するのは繊維産業だと。繊維産業を取り巻く環境は、紡績の設備数で見ると、ピーク時の98%減なんですが…。
田中:そうですよね。
長谷:その数字だけなら、もう日本の繊維産業、ファッション産業は終わったと思っても仕方ありません。もちろん、このコロナ禍でいろんなファッションブランドとかが苦境に立たされていて、どんどん壊滅的になるんじゃないかっていう見方もある一方で、ここで大きく変わっていくとまだまだ成長できるのではないか。私たちの身の回りにあるプロダクトのなかで、人間に一番近いプロダクトって何かって考えてみると、人の肌にほぼ24時間、365日、繊維が触れている。私たちって、魅力あるものづくりをさせていただいているんだ、すごく価値のあることをさせていただいているんだと感じています。
田中:本当に苦しい時期ですが。
長谷:でも、苦しいと思うだけでは悪くなるばかりで、いいご縁も離れていきます。そうじゃなくて、まだまだ繊維産業には可能性があるっていうことを発信していると、不思議なことにご縁がつながってきていて、例えば、東北地方のバイオベンチャーとご縁をいただいたんですが、もしかしたら、私たちが繊維産業には魅力がないと思っていたら、こういう会社とのご縁は絶対なかっただろうと。日本の繊維産業、ファッション産業も、この10年ぐらいで、本当にいろんなベンチャー企業が、世界でもユニークな素材が出ていて、それに一番、気づいないのが、私たち自身なんです。
田中:ファッション産業もアップサイクルやサーキュラー・エコノミーなど、イノベーションがどんどん起きていて、そうしたなかで長谷虎紡績さんは、監査基準の厳しいことで知られるアウトドアブランドと取り引きされていて、とても驚いています。最近、若い人たちがこうしたことにとても敏感になっていて、ファッションというものに見いだす価値が変化しているんですよね。
長谷:はい。ファッションは自己表現の一つの手法で、今までの「カッコいい」って、デザイン性であったり、機能性であったりしたわけですが、これからは、どれだけ環境に配慮しているかとか、そこにあるストーリー性であったりとか、そうなるんじゃないかと思っています。
田中:すばらしいですね。楽しくなってきちゃった。(笑)
WWDジャパンのネクストリーダーに選ばれたわけだ。ファッションもサステナビリティがわかっていないと、何かカッコ悪いぜみたいになってしまうと。いろいろなところで、ファッションというキーワードのプライオリティが高くなっていて、その根底を支える繊維産業は斜陽産業じゃないといいきられる社長は、すごくクールだなって思うんですが、社員の皆さんの反応はどうですか?
長谷:まだ、半信半疑というか。私が伝えきれていないっていうのもあります。
田中:少しずつやっていらっしゃるんですね。
SDGsは、地域ぐるみで会社が成長する
一つの大きなチャンスになる。
長谷:ありがたいのは、バイオベンチャーとかアウトドアブランドとか、また、リサイクルベンチャーとかと、昨年ぐらいから、いろんなものづくりをさせていただいていて、やっぱりそういうパートナーの影響は大きいですね。すばらしいパートナーに恵まれてるというか、自分たちだけではまったくできないところもあるので。
田中:こうしたことはいつごろから?
長谷:2014年からです。ここ数年は、環境に配慮したものであったりとか。SDGsで先端を走っていらっしゃる羽毛素材メーカーもそうですが、ただ売れるものをつくるんじゃなくて、環境に配慮した新しい仕組みをつくることが大切だと思っています。羽毛って丁寧に使えば100年ぐらい保つ素材だと聞いて私自身驚愕したというか、こういうものづくりをしていくと持続可能なことができるんだって実感しました。
田中:今、仕組みとおっしゃいましたが、言葉をちょっと変えると、ストーリーなんですよね。Z世代とかいわれている若い人たちは、結構、ものづくりのストーリーに共感するところがあって、購買行動へのモチベーションになりますので、大事ですよね、そういう視点っていうのは。新しい会社をベンチャーでつくっていって、ケミカルで自分たちが根っこに持ってるDNAを生かして製品開発をするとか、もしかしたら同業だけでなくて異業種と連携するっていうのが、これからもっともっとあるような気がしますね。
長谷:ものすごい可能性を秘めていると思っています。そういう意味では、SDGsの取り組みって、自分たちの会社を持続可能にするっていうより、地域とか社会との連携が密接になる。例えば、これから地域の人たちと連携してこういう製品を回収しようとか、私たちは今まで、ものづくりをしていただけなのを、これからは地域と連携して例えば、羽毛の回収活動をしていくとか、そういうことを少しずつスタートしています。
田中:もうやられているんですね、それを。
長谷:そういうことをもっともっと広げていくと、長谷虎紡績って羽島市にあるんだけど、何やってるか知らないよね、こんな程度だったんですね。あくまでも私たちは素材だけなので、表舞台に私たちの名前は出ないので。SDGsって、私たちの会社と地域をつなぐいいきっかけであり、最近そういうことをやることによって、それこそこの間、竹鼻中学校の生徒さんが工場見学に来てくれたりとか、本当に嬉しい流れが生まれています。
田中:そうですか。
長谷:私たちのものづくりを知ってもらったりとか、生徒さんにとっても、地域におもしろい会社があるって知ることができる。同時に、羽島市とかこの辺りっていうのは繊維産業が盛んだったので、自分たちのまちってこうして成り立ってきたんだという歴史を知ってもらうことで、地域への愛着につながればすごくうれしい。もちろん、それでうちの会社に入ってもらえれば採用活動につながりますし、そういうことをどんどん丁寧にやっていくと、地域ぐるみで会社が成長していける一つの大きなチャンスになっていくなって。SDGsって、すばらしいと思います。
田中:こういうことが、広い意味でまちづくりを変えていくとか、まちの色を変えるってことにつながっていく。SDGsの17番のパートナーシップって、まさにそこにあるのかなって。もしかしたら、羽島市の住民の皆さんの意見でこんなものが生まれたとか、近い将来に実現するのではないかと思いますね。
長谷:それが、私たちの会社の創業者の想い、地域との共存共栄につながっていく。134年前に想ったことが今につながってくるというか、社長になってみると、地域との共存共栄って、時代に応じて意味合いも違ってくるんですね。コロナ禍となり、地域との共存共栄のあり方が変わってきたと感じるし、不変と可変があって、地域との協力、これは不変のものですが、それを具体的にどうやっていくかは、時代とともに変化させなきゃいけない。地域との共存共栄っていうのは、SDGsの考えにものすごくマッチするなって。
時代に求められなかったら、
会社は生き残れない。
田中:話は変わりますが、「光電子」ってどんな素材ですか?
長谷:光電子は1989年、30年以上前に開発した素材なんですが、2000年ごろにアウトドアブランドでご採用いただいています。当初は、遠赤外線効果、温かいとかそういう効果でしたが、いろいろと検証していくと、リラクゼーション効果、睡眠の質を改善、人の疲労を軽減するといった効果も分かってきました。こうした機能、効果ってコロナ禍でこれから求められるところでもあって。ただ、この光電子も今は価値を認めていただいていますが、環境配慮の素材じゃなかったらもう5年後にはないなって思っていたので、これをすべて環境配慮型素材に変えていく取り組みをしています。
田中:こうやって特許を取っていくことに、社員の皆さんの反応はどうですか?
長谷:この光電子だけじゃなくて、私の大きな方針としては、独自特許をどんどん取っていこうと。これから日本でものづくりをしていく、しかも繊維で生き残っていこうと思うと、やっぱりそこは必要不可欠だと思っています。私たちがオリジナル素材を持って感じたのは、独自素材の大切さです。これまで素材っていうのは超大手が開発して、それを私たちが買って、加工して、どうやって製品化していくかが重要でした。でも、この素材ってどこでも買えるわけで、そのものづくりには限界を感じました。2020年1月には、新しくベンチャー企業と組んで、ナノファイバーの会社もスタートさせました。
田中:ナノファイバーですか。
長谷:何でそう思ったかというと、2019年にたまたま面白いベンチャー企業があると紹介頂いて、ナノファイバーの素材の可能性を感じました。しかし、自分たちには残念ながら一からナノファイバーを開発する技術力も余力もなかったので、じゃあ、そういうベンチャー企業と組んでみようと。しかも、新しい会社を立ち上げて、オリジナル素材として、これからいろんな製品化とか、ものづくりに応用していきたいと考えています。
田中:これまでベンチャリングスピリットっていうか、そういうことってどうだったんですか? 社長になられてからですかね。
長谷:そうですね。でも、思い返すと、今から60年前に、私の祖父、3代目社長が、それまで紡績だけだったのを、カーペット市場に乗り出したりとか。
田中:インテリアとか。
長谷:はい。134年の歴史のなかで、最初は、製糸業、生糸からスタートして、そのあといろんな事業に転換してきました。細かく見ていくと、その時代、時代に応じて、いろいろと事業を変革、変化させながら、ベンチャースピリットで、例えば新しくインテリア事業、カーペット事業に乗り出すとか。実は、創業者、2代目、3代目、4代目と、いろいろなことに挑戦して今があるんです。
田中:時代とともに。
長谷:ベンチャースピリットってあったんだなって。創業者だけじゃなくて、その時に働いてた人たちに。そういう意味では、私のベンチャースピリットで変わっているんじゃなくて、実は、時代、時代に応じて変化してきたから今があって、逆に今、変われないと、この先、5年後、下手すると1年後、2年後はないなって。
田中:なるほど。
長谷: 200年、300年というこれから大きな絵を描いていくなかで、ただ単に200年を目標にするんじゃなくて、その時代に求められるから会社って残るわけで、やっぱりその時代に求められない、社会に求められない、市場に、マーケットに求められないものだったら、会社って生き残っていけないので、私たちは本当に必要なものづくりをしていこうと。この環境配慮って、これからの時代を考えると、そこなんだって。もちろん、私たちがずっとやってきたいろんな機能素材もプラスしていく。環境配慮型かつ人の健康にいいものであったりとか、それこそ今までやってきた吸汗速乾機能や、抗菌、防臭などといった機能との両輪だなって感じています。
田中:楽しみですね。この先もまだまだ。
長谷:いや、めちゃくちゃ楽しみです。
田中:足元の業績ってそんなに楽じゃないと思うんですね。そこは大事に思われながらも、やっぱりその先を見据えていく。これが、これからマーケットを、ある意味、切り開いていくぐらいの気構えでいらっしゃるってすごく感じました。もしかしたら、長谷虎紡績さんのオリジナル製品なんか出てくるのでは。
長谷:そうですね、いつかは。
一緒に働く人が幸せでなかったら、
まったく意味がないこと。
田中:この会社をどうしていきたいっていうのは。今みたいなことになっちゃうと思うんですが。
長谷:「素材で世界を変える」という、本当に今、大きなものをテーマに掲げています。同時に一緒に働いている人たちが、そこで喜びであったりとか幸せを感じられなかったら、それはまったく意味がありません。この会社に入ってよかった、一緒にものづくりができてよかったっていう人をどれだけ増やすか。その一つの指標としては、社員が自分の子どもをこの会社に入れたいって思ってもらう比率を、どんどん増やしたいと考えています。将来的には、社員の10%ぐらいは、社員のお子さんとか、親族だったらうれしいですね。
田中:それが、雇用をしっかり継続していくことにつながっていきますからね。
長谷:そうですね。
田中:WWDジャパンの2021年ネクストリーダーは、いきなり声がかかったんですか?
長谷:そうですね。ここの記者の方が、何年か前にバイオベンチャーとの共同開発を発表した時、なんでこんな長谷虎紡績みたいな聞いたこともない会社が、バイオベンチャーやアウトドアブランドと一緒にやっているのって、それで興味持ってくれていて。今年1月ぐらいに、その記者の方から連絡が来て、ノミネートさせてもらいましたと。でも、正直、選ばれるとは思ってなかったというか、どっちかっていうとファッションとか、ファッションブランドやってますとか、デザイナーですとか、そういう方々が過去の受賞者の中でも多くて、ものづくり、素材をやってる会社って少なかったので。
田中:だから、いいですよね。
長谷:今のコロナ禍で、こういうことなんだ。私たちを選んでもらっている意味は、社会がそっちの方を向いているんだ。選ばれてうれしいというよりも、私たちのやっていることの価値の高さを感じたというか。だから、よりがんばらなきゃいけないなというか、発信もそうですし、足元を見た時に、本当に社員のみんなとベクトルが合ってるかっていうと、やっぱり温度差ってどうしてもあったりします。でも、すぐには難しいので、これはしっかり時間をかけながら、一番、大切なのは、あきらめずに言い続けることであったりとか、どれだけ情熱を持って伝えるかです。
田中:私もこうして取材させていただいていて、シンパシー合わないという方は、1人もいなくて。むしろボルテージがどんどん上がっていってます。
私が一番、うれしかったのは、岐阜県でこんなところに選ばれる方がいるってことで、何かうれしくて、誇りに思いますよ、岐阜人として。
長谷:私たちは尾州っていう地域にあって、尾州の企業がこうやって取り上げてもらったのはすごくうれしいと同時に、でも、足元を見ると、これから尾州ってさらに厳しくなっていくっていう現実もあります。今まで私たちの会社は尾州地区にありながら、どちらかというと尾州の会社との横の連携がなかったのも事実です。
田中:そうなんですね。
長谷:でも、尾州にいることの存在意義を感じているのは、今まで伝統的にやられてきた尾州のウールの本当にいいものづくりと、私たちの機能素材をハイブリッドさせていくと、新しいものが生み出せるのではと。地域との共存共栄、連携、パートナーシップっていうのは、まさに今、この地域に必要とされているもの、必要とされなきゃいけないなって感じていて、それも今、力を入れているんです。
世の中は健常者だけじゃない、
みんなの役に立つ機能繊維を。
田中:社員の皆さんのお住まいは、やっぱりこの辺りが多いですか?
長谷:ほとんどですね。
田中:やっぱりそうですよね。
長谷:でも、今年、うれしかったのは、グループ全体で、16人の新入社員が入社しました。
田中:たくさん入社されてますね。
長谷:地域の特別支援学校さんからも入社いただけました。世の中にはいろんな境遇、ハンディキャップを抱えている人がいる。でも、そういった人たちとともに生きていくことも共存共栄であり、究極的なことをいうと、どこの工場も安全な職場づくりを掲げてるんですが、全盲の人、まったく目が見えない人でも安全に安心して働ける工場だったら、これは一般社員にとっても安全だなと思った時に、そこを目指そうって。今までの技術力とかテクノロジーって、どちらかというと、生産効率を上げていかに儲けるか、いかに生産ロスを減らすかとか、そこばかりだったんですが、本当の技術力やテクノロジーの生かし方って、いろんな人たちが安全に安心して働けることが一番、重要だって。そういう意味では、これからもハンディキャップを抱える人たちをどんどん受け入れて、そういう人たちにも安全、安心な工場づくりをしていきたい。
田中:確かに、そうですね。
長谷:同時に、先ほどの光電子とかすごい効果があって、この素材をたくさんの人々に使ってもらって、美と健康を与えるんだと言ってきたんですが、健常者しか頭に入れてなかったんですね。でも、たまたま昨年、私の同級生のお子さんで、生まれたときから手足が不自由で、車いすの小学校6年生の子がいたんですが、そのお母さんと話していた時に、『長谷くんのところの光電子っておもしろそうだね。温かい素材みたいだね』ってお話されて。それを聞いたので、ブランケットと靴下を送ってあげたら、すぐにお子さんに履かせてくれたそうです。手足の不自由な方って、冬になるとものすごく冷えて、自分の体温がコントロールができないので、冬場は手足がかちかちに固まっちゃう。でも、光電子の靴下を履かせたら、足の指が開くようになって、『お母さん、こんな温かいの初めてだよ』っていってくれたって聞いた時、涙が出るほどうれしかった。その時、私の持ってた固定概念というか、私は間違った考えを持っていたと気付きました。こういう機能繊維を求めている人には、いろんなハンディキャップを抱えている人もいて、そういう人たちにこそ使ってもらわなきゃいけないんだ。こうした開発を進めていきたいって思いましたし、もっと世の中すべての人たちに本当に喜んでもらえることって、まだまだいっぱいあるんだと。
田中:本当にすばらしい。このRe:touchの仲間で、岐阜県でムーブメントを起こす時に、ぜひ円陣を組みましょうね。岐阜の産業の伝統的なすばらしいものを、しっかりと次の時代にも継承していきながら、新しいものを生んでいきたいですね。
TOPIC
機能繊維の独自開発を進めている。
Company PROFILE
企業名(団体名) | 長谷虎紡績株式会社 |
---|---|
代表取締役社長 | 長谷 享治 |
所在地 | 〒501-6236 岐阜県羽島市江吉良町197-1 |